体脂肪を減らしたくて、日夜ダイエットに励む日本人が増えています。
体重計にも体脂肪を図る機能がついているのが、いまや当たり前の時代です。
体脂肪は悪いものとしてなんとなく認識されていますが、そんなに悪いものなのでしょうか。
そもそも体脂肪とは、皮下脂肪、内臓脂肪と呼ばれるように、皮膚や筋肉、内臓、骨血液など
全身に存在しています。それは、体を守るために存在しているのです。
体脂肪はエネルギーを保存しているため、飢餓が来てもそこから
外部からの衝撃からのクッションとなったり、体を保温する機能も体脂肪にはあります。
他にも内臓を正常な位置に保ったりととても重要な機能を備えているのです。
ですが、十分な栄養が毎日とれるようになった、今日では、必要以上の体脂肪が
体内に蓄積されるようになったため、体脂肪がただ悪いもののようにされてしまっています。
ですが、ダイエットで、体脂肪を減らしすぎると、このように体を守る機能さえも
なくしてしまうこともなります。
体脂肪は健康な体の証拠ともいえるのです。
特に女性は、思春期を過ぎたころから、脂肪が付きやすくなることを感じるかもしれません。
お腹周りが気になってきたという方も多いのではないでしょうか。それにもきちんとした
意味があります。
女性は、思春期を過ぎると、妊娠に備えて、脂肪が体に蓄積されやすくなるのです。
妊娠のためのエネルギーを貯蓄するためです。だからむやみやたらと、お腹の脂肪を
取り除くことを考えてはいけません。
ですがそうは言っても、飽食時代の今、肥満体は増えています。なくては困る脂肪も
ありすぎてはやはり困るものです。適正値を知ることで、脂肪が付きすぎない体を
目指しましょう。